米倉有機の里ホタル観察会報告

 平成26年6月28日(土)に毎年「米倉の有機の里交流施設運営協議会」が主催するホタル観察会に今年も参加してきました。

 今年は、米倉小学生による生き物観察報告が無いため、米倉、大槻の子供会が昼にホタル水路の観察を行うこととし、昼の生き物観察の部と夜のホタル観察の二部構成となりました。

 午後の1時半に米倉ビオトープ前に子供たちが集合です。参加者30名余りとなりました。
ビオトープ池とホタル水路と本溝を調べます。

 さっそくトノサマガエルを捕まえます。大きいトノサマガエルは捕まえてもすぐ逃げ出します。アカハライモリもいました。その他ドショウ、ヌカエビ、メダカ、タモロコ、ヤゴ、モノアラガイ、マツカサガイ、カワニナ、ヤゴなど15種くらいの生き物が獲れた、約一時間半の観察会となりました。
一旦昼の部はここで解散し夜の19時再び有機里交流センターに集合です。

 夜の部は、昼に見られた生き物の解説とホタルについての勉強です。蛍が乱舞する米倉の
地区は、ここ以外に無い貴重な場所であるということが解説されます。今年は6月10日頃からゲンジボタルが舞い始めたとうことです。
引き続き、米倉の蛍の観察記録を続けている安倍さんの美しいホタル乱舞のDVDも鑑賞しました。

 このあとホタルの現地観察となるところでありましたが、夕方からの雨風が強くなってしまい残念ながらこのあとの観察会は中止となりました。
でも、ひと雨降ると土が柔らかくなり、また蛍の孵化が活発になるということなので来週いっぱいの7月初旬くらいまでホタル観察ができそうということでした。みなさんも是非おとずれてみてはいかがでしょうか。