初夏の生き物観察会 活動報告
「イバラトミヨの稚魚がいた」

 平成26年6月7日(土)に新発田市太斉のファームポンド及び久保地区で初夏の生き物観察会を実施しました。

 県の農村整備部の中島副部長からここでの環境に配慮したほ場整備の概要をお聞きした後は、ファームポンドに移動してみます。なぜなら今年はここにカルガモが巣づくりして卵を温めいたからです。

 皆が近づいたらカルガモが驚いて逃げていきましたが巣の中に薄緑色の卵が8つほど有りました。卵を確認したあとは、親鳥に戻ってきてもらうため早々に引き上げます。

 さて、それでは久保の水路に網を入れてみます。春先まではほとんど水がありませんでしたが、今は田んぼの時期になり水が流れています。
 しばらくするとイバラトミヨが何匹か獲れました。お腹が大きいので産卵前のメスと思われます。色の黒いオスも獲れました。オスは時間が経つと黒い色が薄くなってきます。
 1CMよりも小さいイバラシミヨの稚魚もいました。なんとか頑張って生きていますね。
1時間ほどの生き物観察でしたが、今春もイバラトミヨをはじめとする水辺の生き物たちの頑張って生きている姿が観察できました。

 本日の成果 イバラトミヨ10匹程度 その他 アカハライモリ、トノサマガエル ツチガエル、ドジョウ、コオイムシ、ヤゴ 等々 全14種でした。