二葉小学校総合学習は島潟地区の水路で

 7月12日、市立二葉小学校4年生の環境学習「島潟の生き物調査をしよう」「の授業が、島潟の水路で行われました。講師は当会の「生き物博士」の藤田さんです。

 先生や地域の方々の見守る中、児童たちは水路に入り、早速網を入れて生き物捕獲です。「あっ、ザリガニだ」「ドジョウが入った」「これ、タニシ?」など、次々と網に入った生き物を水槽に移していきます。中には、網にドジョウがはいっていても触ることができず「キャー、誰か捕まえて」と騒ぐ児童もいましたが、地域の方が「網を斜めにして、そこに手を置いて」と捕まえ方の指導をすると、友達と二人がかりで挑戦してドジョウを捕まえていました。

 授業の後半は生き物の確認です。タニシやシジミ、塩からトンボのヤゴ、陽炎の幼虫、ザリガニなど、今回は12種の生物が確認されました。

 水路にはホタルの餌となるカワニナもいましたが、水路がコンクリート護岸のため、残念ながらホタルは棲息できないようです。
 次回は田貝地区での生き物調査です。田貝はホタルの保護に力を入れている地域なので、今回の調査結果との比較で、いろいろなことを感じ取ってくれればと思います。