「三市北蒲理科センター教師対象の生物調査研修」

 平成25年7月1日の月曜日に新発田市生涯学習センターにある「三市北蒲理科センター」で募集した理科等を教える小中学校の先生を対象とした生き物調査の学習についての研修を行いました。
 理科を教える教師達に五十公野公園に集合してもらい実際に生き物調査をしてもらいます。

 最初に加治川の河川環境についてスライド写真を使用して説明します。子供たちが興味を引くように生き物の生態と環境の関連付けることなど説明します。生き物のそれぞれの役目、食物連鎖の重なり、山、川、海、森等の役割とつながりの大切さを話しました。
身近な生き物で地域の環境の良否が歯数れることを教えて、実際に観察することで学んでもらいます。

 その後にあやめ公園の奥の水路で生き物採取を体験してもらいました。
 シマドジョウ、ヨシノボリの幼魚、ヤゴ、コオイムシ、がいっぱいいます。
水の湧き出す少し上流部にはトウホクサンショウウオやスナヤツメを捕まえることが
できました。
 両生類といえばカエルしか知らないということでサンショウウオに先生たちも興味津津です。捕まえた生き物達を実際の授業にも使いたいと何種類かを持ち帰っていかれました。
現場での楽しさが生徒たちにも伝わればと思います。