五十公野小学校の総合学習の支援活動報告@

 平成25年5月22日(水)に五十公野小学校の4年生の総合学習の支援活動を行いました。
生徒数合計43名の児童たちが翌日の生物観察の事前の学習として「絶滅危惧種からみた生態系」についての藤田副理事長を講師に迎えて勉強をしました。

 五十公野小学校は絶滅危惧種のイバラトミヨの棲む久保地区から近い学校です。
自分たちの身近なところにこの貴重な魚が住んでいる意味について学んでもらいます。
食物連鎖や水循環から生き物の暮らしや棲み続けられる環境の大切についてスライドの
絵や模型を使って解説していきます。

 イバラトミヨは大事だけれど、いろいろな生物の写真や生態を紹介して、生き物の輪のつながりの途絶が絶滅危惧につながっていることを主点に説明しました。
わかってもらえたでしょうか?

 質問では、サンショウウオの種別での希少性の違いや、外来種でも雷魚とブラックバスの取り扱いの違いがどうかといったものがありました。
翌日は、久保の水路での実地調査予定です。天気も晴れそうですし、現地で今日の室内授業で紹介してもらった生き物たちが実際捕まえられるか楽しみなところであります。