秋のふるさと生き物観察会

 10月13日(土)毎年恒例「秋のふるさと生き物観察会」が清々しい秋空の下、久保集落の清水川で開催されました。

 いつものように太斉揚水機場に集合し、太斉・久保地区の環境配慮型工法を取り入れたほ場整備事業の概要やファームポンドに設置されたエコトーンについて学んだ後、久保集落の清水川へ移動して生き物調査と観察会を行いました。

 清水川は現在湧水量が少なく、用水路から水をもらって流していますが、近隣工事の関係で水が止められ、ところどころ川底の低い所に水溜りができているような状況でした。
 パッと見は「こんなところに生き物がいるのかな?」と心配になるような状況ではありましたが、その小さな水たまりからイバラトミヨ、ドジョウ、シマドジョウ、ホトケドジョウ、スナヤツメなどの他、ミズカマキリやコオイムシ、様々なトンボのヤゴなどたくさんの生き物を捕まえることができました。

 他の地域で活動する団体からは生き物の種類や数が激減しているという声も耳にします。今回の調査では新発田地域の豊かさを実感する結果となり、とても嬉しいです。

 ぜひ来年も、またそれ以降もずっと、このようにたくさんの生き物たちに出会える環境が保たれていくことを願っています。
 参加したみなさんお疲れ様でした。また来年、春の観察会で会いましょう!