二葉小学校の総合学習の支援活動A

 平成24年7月12日(木)に二葉小学校4年生の総合学習の支援活動として、島潟地区の水路で水棲生物の捕獲観察を若月理事と相馬事務局長が担当しました。
 当日は4年生の2クラス合計61名の生徒が雨降るなか、生き物の捕獲に挑みました。

 前日に藤田副理事長から身近な水環境や水辺の生き物について学んできており、今日は実際に生き物を捕獲して観察することにします。
午前中の雨の中ですが、さっそく事業開始です 最初に水質を観察します。COD値は6前後で雨の影響はほとんど無くまずまずの水質です。透視度も1m以上あります。

 さて、各班に分かれて生き物の捕獲です。雨が降っていますがなんのその、一斉に川の中に突入です。事前に土地改良区の方に水位を下げてもらっているので、子供の足でも川のなかを歩行できます。思い思いに網を入れてみると、いました、ザリガニ、ドジヨウ、タモロコ、モツゴそれに島潟にいるカワシジミをはじめとするマルタニシやカワニナ、マツカサガイ等の貝類が取れました。次第に雨も上がって、ますます子供達は生き物捕獲に夢中です。近くの木工所の作業員の人達も何事かと見物してくれていました。

 獲った生き物の種別を数えると、カエルをはじめとする両生類やドジョウの魚類からシジミの貝類、ミズカマキリ水棲昆虫など全部で17種見つかりました。最初はザリガニ、カエルなど3〜4種と思っていた川にこんなにも生き物がいることにびっくりという感想が多く聞かれました。「カワニナ」を「ビンノズ」という方言でいう子達がいてちょっとびっくりです。

 雨の中でもいろんな生き物がいて、捕まえることができて満足したようです。要支援クラスの子供も一緒になって笑顔で参加していたことに担当教諭からも実施出来てよかったとの言葉をいただきました。
島潟の区長さんをはじめ御協力いただきました皆様ありがとうございました。