全国連携事業

第9回身近な水環境の全国一斉調査

 平成24年6月3日(日)快晴の中、第9回となる「身近な水環境の全国一斉調査」 を6名で取り組みました。調査箇所は、例年と同じく(1)新発田川の清水園前、(2)久保地区清水川、(3)加治川の岡田天然プールの3箇所です。

(1)清水園脇を流れる新発田川での調査では、平成21年頃より新発田川の水量が水深     20pくらい増えた事で、ひと昔のように悪臭が漂うことがなくCODと透視度も改
   善されました。魚も目視で確認されました。
(2)湧水を源としている久保地区の清水川は、イバラトミヨが繁殖している自然水路で
   す。近年施工された市道バイパスの盛土の関係なのか不明ですが、湧水量が確認で
   きません。(湧き上がっている箇所や流れがなく)溜水のようにしか見えません。
   しかし、前日の生き物調査時にはイバラトミヨの成魚や稚魚が確認され、CODや透
  視度も問題はありませんでした。(目視で確認できないほどの少量の湧水量?)
(3)加治川の天然プールは人々に親しまれる憩いの場所です。当日は、バーベキュをし
   ている家族も見受けられました。
  CODは2、透視度は1m以上ときれいな河川環境です。
  いつも良いところ、改善されたところとあり、このまま良い環境が保全されるように
  今後も調査を継続していくものです。
久保清水川の水質調査   新発田川のCOD