総合学習の支援活動報告@
五十公野小学校 4年生

 平成24年5月28日(月)に五十公野小学校の4年生の総合学習の支援活動として
「絶滅危惧種」についての授業を行ってきました。2クラス合計43名の生徒たちが翌日の生物観察の事前の学習として「絶滅危惧種からみた生態系」についての藤田副理事長を講師に迎えて勉強をしました。
 
 いろいろな生物の写真を紹介して、その特徴や違いや希少性などについて解説していきます。
食物連鎖を通しての生き物の輪のつながりの途絶が絶滅危惧につながっている例などを子供たちの興味を引きそうな事例で紹介していきました。

 今年の4年生は生き物に興味を持つ子が多くいて、加治川で遊んだり五十公野公園で魚捕まえたこともある子も結構いるみたいです。
人間も生きていくためには、ある程度の開発が必要であり、人と生き物のバランスが大事であることなど生き物全体のつながりの重要性について説明していきます。

説明の後の質問には、外来種についての質問が多くあり、応援に来ていただいた県の水産課の目黒技師から解説してもらいます。
なぜ外来種が棲みついているのか、どのくらいの影響を及ぼしていのか等の質問が多く有り、日本産と外来産の違いや生態系に及ぼす影響を主に解説をしました。
 また「次に絶滅する心配な種類あるか」など踏み込んだ質問もあり講師たちの関心を引いていました。 
さて、今日の室内授業で紹介してもらった生き物たちが実際捕まえられるか明日の実習が楽しみなところであります。