あめつちに日in新発田

〜子どもと地域を結ぶ仕掛け人勉強会〜

 平成24年3月10日(土)、新潟県NPO協会主催の「地域と子どもたちのつながり」をテーマに実際に学校と地域活動を行っている団体の事例を通じて「学校とのつながり」「子どもとつながる方法」など様々な「つながる手法」のアイディア、ツール、テクニックなどを学ぶ講演会&ワークショップが開催されました。

 講演会の講師にはサンクチュアリN.P.O.理事長 馬塚丈司氏より「子どもたちが主役の環境保護活動」遠州灘海岸のウミガメ保護、ジュニアレンジャー制度から学ぶと題した講演が行われました。馬塚氏は公務員として静岡大学に勤務するかたわら、昭和60年に浜松サンクチュアリ協会を設立し、環境保護や環境教育に尽力。平成4年、サンクチュアリジャパンに改称。現在、全国に約1700名の会員がいる。また、平成12年、特定非営利活動法人「サンクチュアリN.P.O.」を設立し、理事長を務め20年間の活動で、「遠州灘とアカウミガメの文化財指定」や「馬込川河口の自然保護および野鳥の森の建設」、「海岸への車輛規制のための海岸法改正」などを実現したこと「4K(好奇心・行動・感動・継続)」に幼い頃に沢山のことを体験することに大切さが話されました。

 続いて、地元NPOの代表としてユー&ミーの会佐藤恭子理事長から法人の取り組みとして、限りある地球の資源の効率的な利用を図るため、生ごみを堆肥として再資源化して土に返す運動を進めるとともに地産地消で食の循環によるまちづくりに寄与していることの意義意味などの説明がなされました。
 続いて参加者が3グループに分かれて、これから自分たちが学校とつながる方法、アイデア、馬塚丈司さんと佐藤恭子さんの活動を参考に生まれるアイデアについて討議されグループ代表者による発表があり終わりました。
▲Aグループの発表 ▲Bグループの発表 ▲Cグループの発表