視察対応事業 
会津板下町・青木環境保全会の視察

 10月30日(日)福島県河沼郡会津坂下町の青木環境保全会の皆様(約40名)が、新発田市におけるイバラトミヨの保全活動について視察に訪れました。
 今回の視察場所となった太斉地区ファームポンドでは、エコトーンの整備目的や構造について説明し、実際に網をいれて捕まえたイバラトミヨも見ていただきました。
 また、豊浦郷土地改良区の細野さんからは、ほ場整備事業に関係する環境への取り組みなども紹介していただきました。
 視察者からは「新発田のイバラトミヨは小さいね」「ここの農業用水には、住宅から出る汚水などの流入はないのかな?」などの感想や質問がありました。
 会津坂下町でもほ場整備事業が進み、イトヨの生息地(湧水池や土水路など)の減少が進んでいるそうです。「U字溝だと実際、管理は容易になるんだよね…」などの本音もこぼれて、どこの地域でも農地管理(水路の維持管理)と生態系(生き物)との共生は大きな課題なんだなぁ、と感じました。
 当会でも、他地域での取り組みなどを学習し、「新発田市における農村環境のありかた」「イバラトミヨ生息地の保全方法」などについて考えていきたいと思います。
 ▲加治川ネットの取り組み紹介  ▲イバラトミヨを見てもらいました