加治川「水辺の大楽校」の活動報告

 2011年8月7日(日)に水辺の大楽校in加治川が今年も開催されました。

 例年、上岡田の河川敷を会場としていましたが、今年は新しい試みとして宮古木地区の加治川河川敷で初めて行いました。

 今回は(財)河川環境管理財団の「子供たちを勇気づける緊急助成」にも採択されていて福島県から新潟に来ている家族にも参加してもらっています。

挨拶と記念写真の後は、さっそく事業の開始です。
水遊びを行うには良好な水質を確認してから、ライフジャケットの装着のレクチャーです。川で泳ぐことが初体験な子供も多くいますのでここはちゃんと指導していきます。

 午前中の加治川の水温は21〜2C℃で少々冷たく感じます。でも、水にはいると次第に体が慣れてきます。さっそく順番に水に体を浮かべて流れていきます。おもわず歓声が上がります。
ぷかぷかときもちよさそうです。しばらく水に慣れさせることに専念させます。
次第に水に対する緊張も取れていきます。

 体を少し休ませるために、昆虫の採取にも出かけてみました。河川敷周囲には樹木も多く残っているため虫も期待できそうです。カミキリムシやクワカタムシがいました。対岸にはカブトムシがいるようです。

 再び川に入って水中めがねや箱めがねで川底をのぞいて見てみます。小さな鮎やカジカが
いました。足の間をすり抜けていきます。

 昼休み前には水鉄砲を作りました。恒例の竹筒を利用した水鉄砲つくりです。おとうさん達も童心にかえって一緒に作ります。何度がためしてみてだんだん飛距離が出てきました。うまく出来たところで的に向かっていっせい放水です。あっという間に的が打ち落とされます。

 昼食は大なべで作ったトン汁をつくって皆で食べます。そしてしばし休息。気温も上がってきて昼食終えて子供たちは、待ちきれず再び水に突入します。水鉄砲で打ち合います。気温も33℃近くになり水の中が気持ちよさそうです。

 十分に川流れをした後はお待ちかねの大スイカ割り大会です。大きな円陣の中にスイカ置いてスイカ割りに挑戦します。大歓声の中では右に左に進路が揺れます。うまく当てた子や地面をたたく子に大歓声です。最後に切り分けたスイカを皆でかぶりつきます。甘さもちょうどの食べ頃なのでたくさん頂くことが出来ました。

 夏の暑さが戻ってきたなか、今年もたくさんの子供たちに川遊び体験をしてもらうことができたものと思います。
来年も引き続き多くの子供たちが参加してくれればと願います。

本日や先週にわたり参加してもらったボランティスタッフさん達に感謝いたします。
 どうもありがとうございました。
▼加治川探険隊に参加の皆さん!はいポーズ!
主催:NPO法人加治川ネット21 後援:新潟県新発田地域振興局