イオン・チアーズクラブ「水辺の大楽校」の活動報告

 2011年7月31日(日)に下越地区内のジャスコ・イオンチアーズクラブが「水辺の大楽校」を今年も当会のサポートで開催しました。今年は参加店舗がいつもの3地区の他にラブラ万代店と村上店からの参加も加わり総勢60名の大所帯で開催しました。
 前日までの大雨で新潟・福島県内で浸水被害も出ていて、開催が一時危心配されましたが、思いのほか天気の回復がよくて、又夏空の戻った公園で無事開催できました。

 挨拶と記念写真の後は、さっそく沢の探検から開始です。
勢いの残る、でも綺麗な水の流れる公園内の沢を進みます。ここには、サワガニがいます。
ひんやりとした水の流れを足に受けてさかのぼっていきます。
 何人かの子がサワガニを捕まえたようです。小さいけれど清流に棲む立派なカニです。
さらにアスレッチック広場の池にも網を入れてみます。カエルやヤゴの水棲昆虫を今年も見ることが出来ました。

 続いては恒例の竹筒を利用した水鉄砲つくりです。太い竹筒や細い竹筒といろいろと選んでみては、押し手に布を巻いていきます。ここをきつく作らないとうまく飛ばせません。
何度が失敗した後にどうにか水を飛ばすことに成功です。
 的に向かっていっせい放水です。よく出来ている子の水は10m以上も飛んでいきます。瞬く間に的の紙が破れていきます。よく出来たのもそうでないのも、自作の水鉄砲は思い出のお土産品となります。

 さて続いては、今年は東日本大震災の経験から、いざというときのために廃品からご飯を炊いてみようということに挑戦してみます。なづけて「サバメシ」=「サバイバルご飯炊き」。空き缶を鍋とカマにしてご飯を炊いてみます。
 空き缶加工は蓋を綺麗に切り取るのになかなか手こずります。米と水を空き缶に入れて牛乳パックを刻んで燃料とします。


 さて、下準備ができたら炊事場での火入れです。風があったり、くべ入れるタイミングなど安定した火加減にするのはなかなか大変です。結構、立ち消えもあります。煙も目に沁みてきます。
 缶も倒したりして、でもなんとか苦労して炊いてみました。子供たちにとっては外で火を扱うのはなかなか貴重に体験ではなかったでしょうか?
 出来たご飯の味加減はどうだったでしょう。こんな仕掛けでもご飯が炊けることがわかってもらえたでしょうか? 自分達で火から炊いたとなると多少硬くてもうまく感じるものです。

 昼食の後は、大スイカ割り大会です。大きな円陣の中のスイカ置いて各店舗の代表がスイカ割りに挑戦します。大歓声の中では良く進路が聞き取れません。自身たっぷりに振り下ろすも地面にゴツンです。それでもうまく割り棒を当てることが出来た子には補虫網の進呈です。
 とっても大きなスイカなのでパカーンと割ることはなかなか出来ません。これは大人でもたぶん難しかったことでしょう。
 最後に切り分けたスイカにかぶりつきます。川で冷やしていたのでおいしく、しかもたくさん頂くことが出来ました。

 今年は、前日までの記録的な大雨による増水で川での遊泳は残念ながら実施できませんでしたが、それでも元気いっぱい活動してくれた子供達、またそれを支えていただいたイオンスタッフ、そして、加治川ネットのボランティスタッフさん達に感謝いたします。
 どうもありがとうございました。