総合学習支援
米倉小学校 生き物観察会 

 平成23年6月1日、米倉小学校4年生によるビオトープいきもの観察会が行われました。ビオトープ観察会は、昨年の3年、4年が複式学級であったことから今年の4年生は同じ場所での再度の学習となります。

 児童たちは”昨年とった杵柄”?場所も生き物の棲みかも熟知しています。最初にホタル水路、ビオトープ、下流排水路の各上水を採取して透視度による水質の汚れ?植物プランクトンの比較をしました。ホタル水路の透視度は50p位でビオトープはそれに比べ植物フランクトンの緑色ぽいも類が透視度を下げ25p程度でした。

 その後、児童たちは3班に分かれてホタル水路、ビオトープ、ホタル水路の3箇所に分かれて、いきもの捕獲開始です。
 児童たちは手慣れた手つきでタモ網を入れはしましたがやはりなかなか思い通りに行きません。水路では主にカワニナやマルタニシ、ヤゴ類など多くのいましたが、両生類や魚類など生き物の多くはビオトープに生息していました。今年の特徴はアカハライモリが20匹以上捕獲できたことでした。両生類がきちんと生息できる環境は生態系ピラミッドが成立している事にもなります。本日の結果は全部で21種の生き物を確認することが出来、すばらしい生態系に推移していると思われます。

 今回は、主催者の水土里ネット米倉坂井さんとサポーターに来てくれた地元農家の津村さんと佐藤さんら地元の人たちと楽しく生き物観察会が出来た事が大変良かったです。