総合学習支援 
佐々木小学校、古太田川の水質、生き物

 平成22年10月14日(木)に佐々木小学校四年生の総合学習の支援活動として、下興野(こうや)地区の古太田川で水棲生物の調査を実施しました。
当日は四年生全員の28名の生徒らが生き物の捕獲に挑みました。

 佐々木土地改良区の職員協力のもと、朝から水量調整をしていただき子度達も川に直接入りこめるように水位を下げてもらいました。

 最初に水質検査です。水質の指標値のCODは5くらいでしたが、アンモニアや亜硝酸のほか硝酸と燐は少ない値でした、水の透明度も100cm以上見えるくらいでしたので、水量を落としてこの値なので全体的には良好な水といえるでしょう。
 その後は、水草が繁茂する中網をいれてガサガサとやってみます。足が深みにはいり服が濡れてもなんのその。

 すると、ギンブナ、タイリクバラタナゴ、カマツカ、オイカワ、アブラハヤなどの
小魚とアメリカザリガニがたくさん取れました。 今回は川幅に一杯にした渡し網で一網打尽にしたところたくさんの川魚がとれて子供らも興奮度も最高潮です。
他にはヨコエビ、オタマジャクシ、水カマキリ、コオイムシなどがみられ全部で生き物を10種類以上見つけることができました。

 その後は取れた魚の解説です。外来種のいきさつや生態について説明を聞いてもらいました。
子供らの感想は、この川にはいろいろな種類の魚をいたことがわかってよかったとのことです。

 今日は天気もよく気持ちのよい体験学習になったと思います。ここで体験した成果をまた今年の総合学習発表パネル展等に活用してもらえればと思うところです。