新発田・荒橋小学校と五泉・川東小学校のトゲソ交流会

 9月7日、新発田市の荒橋小学校の6年生(14人)が若月理事長、小林理事、渡辺理事の引率のもと、五泉市の川東小学校4年生(51名)とイバラトミヨの合同勉強会を行いました。
 当日は生憎の雨でしたが、トゲソの水路では五泉トゲソの会の中村理事から会の活動と湧き水の減少と外来種であるカナダ藻の繁茂によるミクリの減少、ザリガニの被害などにより、トゲソが減少している現状を聞いた後、現地を見学しました。
 確かに、川の水量は以前に比べ少ないと感じましたし、現地見学した20分位の間でザリガニを十数ひき捕獲しましたので、生態系が大きく変わってきていると感じさせられました。
▲中村氏よりトゲソの紹介 ▲清水のお味は? ▲粗朶護岸での生息状況は…
▲日向ではコカナダモが大繁殖 ▲日陰ではミクリがたくさん ▲トゲソの姿が無い…
 その後、五泉市立川東小学校へ移動。川東小学校で環境を勉強している4年生と互いの活動を発表し合い、水路に排水を流さないとか中性洗剤の使用を少なくするなどの環境保全活動の大切さを一緒に勉強しました。
 川東小学校では校舎の改築に合わせて、校庭の池をビューティフル トゲソ ハウスとして再整備し、トゲソを放流して保護や生態の勉強に活用しているとの事で、実際にトゲソの巣作りや子どもも誕生しているとの説明がありました。
 ほんの半日の勉強会ではありましたが、荒橋小学校の子どもたちも他の地域でも一生懸命にイバラトミヨの保護にあたっている姿をみて、刺激を受けたのではないかと思います。
▲校庭内のトゲソ池 ▲五泉川東小学校の学習披露 ▲荒橋小学校の学習披露
▲新発田と五泉でトゲソ保全頑張るぞ!
報告 渡辺利道