環境市民活動助成金セミナー(報告)

 9月5日(日)に新潟駅前のコープシティ花園「ガレッソホール」で開催された標記セミナーに参加しました。
 このセミナーは環境活動を資金的に支援する助成金制度を各助成団体の担当者から直接申請方法のポイントなどを説明してくれるというもので、新潟会場では「地球環境基金」「三井物産環境基金・活動助成」「TOTO水環境基金」「第21回コメリ緑資金公募」「セブン-イレブン記念財団 2011年度公募助成」の5つについて説明をいただきました。
 会場には、ユー&ミーの会、五泉トゲソの会、新潟水辺の会、通船川・栗の木ルネッサンスなど、県内で活躍されている団体のメンバーが熱心にメモを取る姿がとても印象的で、「みんな頑張っているなぁ」と感心してしまいました。
 また、セミナーでは助成金の説明に先立ち認定NPO法人霧多布湿原トラスト/事務局長 伊藤俊和 様から「助成団体や企業とのパートナーシップとは」と題した基調講演も行われました。
 基調講演を行った 認定NPO法人霧多布湿原トラスト は3千haを超える霧多布湿原のトラスト活動(H21年度事業費101,566千円、会員2,900名:会費1,000円)を行っていますが、その活動内容や企業と連携するためのポイントなどが紹介されました。
 企業と連携し活動を継続する上で重要なのは、「最終的に何を実現したいのか」というゴールを共有すること、環境活動において成果が現れるまでには長い時間を要することから企業等からいただいた支援に対する感謝をいつまでも忘れないようすることが大切、とのお話しをいただきました。
 講演中、霧多布湿原の美しい映像等もみせていただきましたし、とても貴重なお話しを聞くことができました。当会の活動も規模は違いますが、志はとても良く似ているように感じました。当会でもこの度のお話しを参考にしながら活動を行っていきたいと思います。
認定NPO法人霧多布湿原トラスト/事務局長 伊藤俊和氏により講演