平成22年8月29日の日曜日に加治の向中上地区で「農地水・向中条地域保全会いきもの観察会」が開催されました。
今年で4回目となる地域行事で集落周辺の水路で水棲生物の観察会を実施しました。
当日は13名ほどの親子連れの参加がありました。継続観察ということなので去年と同様の民家に近い集落内用水路で最初にこの川の水質検査を実施して、水質の現状を確認してもらいました。水路が家に近いところなのでCOD値と値が高めでPHは6.5という結果でした。
この結果を踏まえて、どんな生き物がいるか調査をしました。
かなりの泥に混じってメダカや太目のドジョウ、タイリクバラタナゴなどが捕獲されました。また、トノサマガエル、ヤゴ、ガムシ、ミズカマキリやザリガニなどのおなじみのものも捕まえることが出来ました。
なかでもウシガエルを捕獲してびっくりの子供と大人たち、捕らえたウシガエルを早速わしづかみするこどもの誇らしげな顔が良かったのではないでしょうか。
日陰に移動して魚の生態やその特徴の説明をうけ、集落の家の近くにもこのような生き物がたくさん住んでいる場所があることと水質との関係等の体験が今年も去年同様に出来たかなと思います。
暑いさなかではありましたが夏休み最後の思い出になったこととでしょう。 |