協働調査事業
古太田川環境保全協議会「いきもの観察会」

 平成22年8月8日(日)、 農地・水・環境保全向上対策で取り組まれている佐々木地区「古太田川環境保全協議会」主催のいきもの観察会が親子14組の参加で行われました。
 炎天下の中行われた生きもの観察会は、地域の川藻刈りと合わせて実施され、集落の方々がミクリを鎌で刈り取りを終えてところからお父さん方が大型タモ網であとを追いながらの魚の捕獲です。子どもたちとお母さん方はお父さんたちに「ザリガニ捕って!」「あ、さかながいるよ」と声を掛けながらの声援です。また、子どもたちの黄色い声に隣近所のおばあちゃん方が橋の上からみんなと交じって声援をおくっていました。

 予定の区間を終えたみんなは、各バケツにいきものを持ち寄り生きもの毎のバケツに入れました。圧巻だったのは、60pクラスの鯉が一匹でしたが、大量の捕れたアメリカザリガニとオイカワやカマツカ、ギンフナ、コイ、ニゴイ、ヤリタナゴなど魚類で11種を捕らえることが出来ました。
 最後に当会藤田さんよりいきものの説明があり、真剣なまなざしで聞いていた子どもたちは古太田川の多様性を理解した様子でした。
 古太田川はこの集落にとっては無くてはならない川で、集落人々がこの川と上手付き合いる姿はとても美しく感じられました。炎天下でのいきもの調査たいへんご苦労様でした。
地域の方々での川藻刈り 親子でのいきもの捕獲 大きな鯉をゲット