国際視察 
韓国4大河川視察会の報告

 韓国NGO(大韓河川学会)と NPO全国水環境交流会が主催する韓国4大河川視察会が7月2日(金)から5日(月)の3泊4日の日程で実施され、当会も若月理事長など3名が参加しました。
 視察中は、現地の予報が雨だったにもかかわらず霧雨程度の降雨にとどまり視察に大きな支障をきたすことなく韓国国内の約半分を網羅する強行軍の日程を無事終えることができました。
 視察中、案内役を務めて下さいました韓国中央大学のキム教授をはじめ、4大河川で活動されている地元団体の皆様の温かいおもてなしにとても感謝しています。

7月2日(金)【1日目の視察】
 初日は正午過ぎに仁川空港で視察団のメンバーと合流し、2百km以上離れた大田へと移動し、「錦江(クゥンガン)」の視察を行いました。
 錦江では、大きな可動堰の建設現場を視察しましたが、道中、錦江流域の至るところで河床の浚渫作業が行われていました。可動堰の現場での説明によると「2008年イ・ミョンバク大統領になり、その直後から4大河川事業が始まり、当初は韓半島大運河計画として着手したものの市民の反対運動を受けて『4大河川整備』を『4大河川再生』に事業の名称を替えて事業が進められていて大統領任期までに完成させるとの事で、現在では24時間フル稼働」とのことでした。
△錦江(クゥムガン)へ視察 △掘削深 11m以上で掘削 △海から山までま水位を平坦にする計画
△空港より錦江へ移動 △建設中の大堰を見学 △地元NGOから環境破壊を訴えたれる
△河道掘削は数十q以上にのぼる △太田で夕食 △太田大学で賛成派、反対派討論会

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