総合学習支援
蓮野小学校の総合学習

 平成22年5月14日の金曜日に聖籠町立蓮野小学校四年生の総合学習の支援活動として、「地域の水環境」にまつわる環境学習を実施しました。
 当日は、若月理事長と相馬副理事長の2名で参加児童48名を相手に前半で「水の働き」、「水の循環」、「水資源」など生活と水の関わり、産業と水のかかわりや水資源の大切さなどを学習しました。

 後半は、身近な水環境を知ろうということで生徒に予めペットボトルに集めて汲んで用意してもらった水を使い透視度やCOD試薬を使って水質検査を実施しました。
 水の透視度については、生徒にわかりやすいようにということで、今回新たにペットボトルでその違いが観察できるような物も用意してみました。

 CODについては、興味深々の逸る顔や、恐々した手で実験に取り組んでいました。結果はいろいろでありましたが、弁天潟はCOD値が6~8というような結果であったり、
住宅、田んぼ周囲については比較的良い水質が得られたようです。このあたりについては、生徒達が更に興味を抱き、「なぜか?」ということを追跡学習してくれたらなと思います。

 大きな水循環の中に人間の暮らしが成り立っていることをわかってもらうように説明したつもりでしたがその思いは伝わってくれたでしょうか。
本日の学習が水環境ということを通して自分達の暮らし、地域の暮らし、世界の暮らしへと連なっていることへの気付きや発見に役立てばと願うところです。