新発田商業高校から寄付金 (報告)

 平成22年3月3日に県立新発田商業高校の情報処理学科の学生より授業カリキュラムである「模擬会社経営実習」で得た収益から寄付金を頂くこととなりました。

 この授業はスューデント、カンパニー、プログラム(SCP)と称し、毎年商業高校の情報処理学科の3年生が取り組むもので、今年で10回目となります。

 情報処理学科クラスが2つの会社をおこして、株券を発行して資本金を募り、社長や生産部や営業部、経理部等の役員を決め、商品の開発、生産、販売と企業が取り組むべき内容を体験して会社経営を学ぶという実践的なプログラムであります。

 模擬会社の1つである 「スチューデントカンパニーSEL(セル)」はエコに注目した商品開発をし、エコバックや廃品回収した空瓶を利用した観葉植物の販売を、様々な課題を克服しながら目標近くの収益を上げることが出来たようです。

 事業の最終報告会として株主総会がさる2月18日に新発田市生涯学習センターで行われ、株主や指導協力した社外取締役の支援企業や市や学校関係者の集まる中、本物の株主総会の形式にのっとり議事進行がなされました。

 株主の鋭い質問に苦労しながらも懸命に答えようと若き経営陣は奮闘していました。
この総会で、エコ事業に取り組んだ模擬会社からは、企業理念に合致することとして加治川ネット21への寄付金提案がなされ、それが承認されて今回の寄付を受けることとなりました。
 寄付金の伝達式は、3月3日に商業高校にて「株式会社SEL」の五十嵐代表取締役より当会会長へ授与されることとなっています。
この寄付金は、生徒一人一人の奮闘と苦労のうえにより生み出された貴重な資金です。
ありがたく頂き、生徒の思いに答えるべく当会の事業に有効に使わせていただきたいと思います。
 商業高校生徒の皆さんどうもありがとうございました。