米倉ホタル水路生き物観察会

 10月31日(土)米倉地区の生き物の里でビオトープの整備作業(取水口の敷石作業)とホタル水路の生き物調査&観察会が行われました。
 この事業は、米倉小学校の呼びかけでほ場整備事業で失われる生き物の生息地を守ろうと継続的にビオトープの整備作業を行っているものです。
大倉代表からの挨拶 永野先生から水質実験の説明
 当日は、米倉小学校の子どもたち、地域の方々、米倉土地改良区の方やほ場整備事業を行っている業者などが参加し、みんなでホタル水路の水質調査を実施した後、2班に分かれて、交互にビオトープの整備作業と生き物調査&観察会を行いました。
 生き物調査では、残念ながらホタルの幼虫は見つけられませんでしたが、ドジョウ、シマドジョウ、スナヤツメ、オニヤンマのヤゴ、カワトンボのヤゴ、サワガニなどの他、マツカサガイやヌカエビなどもたくさん見つかりました。
 調査の結果、今まで見られなかったヌカエビは新しく作ったビオトープで繁殖していることがわかりました。また、ビオトープからはミズカマキリやアカハライモリなども捕まり、みんなで作ったビオトープで生き物が増え始めていることもわかりました。
 ビオトープ整備作業では、取水口からの流水で土が流れないように、取水口付近の石張りを行いました。作業は約2時間で終了。みなさん、お疲れ様でした。
生き物班の活動 水路づくり班の活動

みなさん、ご苦労様でした