第2回いい川・いい川づくりワークショップ

 9月21・22日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された標記ワークショップには、全国から50団体が参加しました。(エントリー団体は別紙参照)

 当会は「流域連携で見直そう 僕たちの加治川を〜加治川流域・小学生による環境学習発表会〜」の演題で発表しましたが、残念ながら予選落ちという結果になりました。今年は例年以上に小・中・・大など学生さんたちの活動レベルが高く、有識者たるコメンテーターをうならせるすばらしい発表も数多くありました。

 また、住民意向の反映により、矢板護岸による三面水路やコンクリートのため池を多自然護岸へと改修する計画や取り組みなども紹介され、今後、このような取り組みはますます増えてくるものと予想されます。
 また、行政が地域との対話により河川整備を進めている事例も幾つか紹介されましたが、中でも東京都建設局河川部計画課(野川流域連絡会)「なっとく部会」の取り組み(河川整備にあたり、住民との対話から相互に納得のいく計画流量を導き出すという取り組み)はとてもユニークかつ実用的だと感じました。

 さて、今回のワークショップでは、多摩川水系「野川」の取り組みがグランプリを受賞し、どれも甲乙付けがたい4つの団体が全て準グランプリに輝きました。
 また、野川(多摩川水系)や岡山の旭川水系などでは、同水系から複数(5つ以上)の団体がエントリーしており、それぞれ川への愛情と活動の活発さが伺えます。

 今回のワークショップで出会ったすばらしい取り組みから活動のヒントを見付け、来年度以降の活動に活かしていきたいと思います。
全体会での発表のようす 分科会での詳細発表