コースの設定では、市の担当部署と綿密な打ち合わせや下見を重ね、無理なく歩ける行程や休憩場所の確保、不測の事態を想定して看護師を同行させるなど、万全を期しました。
出発地点の阿賀町「きつねの嫁入り屋敷」まではバスで移動し、午前8時、当会の「てくてく」サポーターも加わり、「旅」の始まりです。目指すは昔、殿様や吉田松陰も踏みしめた石畳の残る諏訪峠を越え、綱木、赤谷を通り山内番所跡。
当日はあいにくの雨が降ったり止んだりという空模様でしたが、山歩きに慣れている人が多かったせいか、難所である諏訪峠も無事通過し、お昼前には全員が昼食場所の新谷集会場に到着。ここでは新谷の区長さんから、予期せぬ枝豆の差し入れがあり大感激。
午後、残りの行程を歩き始めましたが、その頃から雨が降り始め、新発田市に入る少し手前で土砂降りとなり、止む気配もなかったことから、参加者と協議の上、主催者判断で今回の「旅」は終了となりました。
今回歩いた距離は約17kmで、山内番所跡まで完歩できなかったものの、所々に昔の石畳が残る道や、完全な形で保存されている一里塚など、歴史のロマンを感じさせるコースに参加者も満足の「旅」となりました。 |