派遣事業
太田小学校ビオトープ 教員研修会

平成21年8月27日の木曜日に新潟市立太田小学校のビオトープの維持管理を含めた今後の取り組みについて教員向けの研修会が実施されました。

太田小学校は学校ビオトープについて先進的に取り組んできた学校であり規模も成長の度合いも順調に推移していますが、設置当初の思いを持った生徒も先生も変わっているので維持も含めて、このビオトープへの関わり方も課題となっているとのことです。

当会会長より太田小学校のビオトープと加治川ネットとの係わり合いやそこにいたる当時の社会的も背景交えて最近のネットの活動を合わせて説明をしました。

ビオトープの関わり方については、眺める箱庭的に捉えている先生もいることから、もっと児童が関われ、利用ができる楽しい学習教材として捉えるほうが良い、例えば切った枝を積んでカブトムシを飼育してみるなど、利用と維持に関係づけることが出来るのではないかと提言してみたところです。

ビオトープの利用のあり方、地域のかかわり方など教員同士の話し合いも不足していたとの反省もあるとのことです。
このあたりについても生の教材で子供達が生きていくための総合学習であった基本に立ち返る部分も意識して欲しいと申してきました。
そして、遠慮せずに子供が主体的にビオトープに入り利用して欲しい旨、学校生活の一部となり、原体験としてこれを繋げ地域にも理解協力してもらえるようにと助言をしてきたところです。
これを受けて先生方でも活用と手入れの方法など次回に維持活動へのヒントになってくれたのではないかと思います。
ビオトープと学校の関わり方などを話す ビオトープの維持管理を指南