向中条地区 生き物観察会

 平成21年8月23日の日曜日に加治地区の向中条地区で「農地水・向中条地域保全会いきもの観察会」が開催されました。
今年で3回目となる地域行事で集落周辺の水路で水棲生物の観察会を実施しました。
 当日は15名ほどの親子連れの参加があり、最初にこの川の水質検査を実施して、水質の現状を確認してもらいました。水路が家に近いところなのでCOD値とリンの値が高いものでした。
この結果を踏まえて、どんな生き物がいるか調査をしました。
かなりの泥に混じってメダカやヤリタナゴ、ナマズ、アブラハヤそして絶滅危惧種のタイコウチなどが捕獲されました。また、ヤゴ、ミズカマキリやザリガニなどのおなじみのものも捕まえることが出来ました。
 捕獲した魚の生態やその特徴の説明をうけ、集落の家の近くにもこのような生き物がたくさん住んでいる場所があることと水質との関係等の体験が出来たかなと思います。
当該地区は昨年度の地域活動が農林水産大臣賞をうけており、大人たちが子供達に地域の魅力を継承していくことを実践している内容であったかと思います。
五種類の水質実験、透視度で水質チェック 川底や草の根には生き物が一ぱい

なにが捕獲されたのかな ザリガニやナマズが沢山捕まりました