農林水産省北陸農政局協働事業
 六日町で田んぼいきもの学校

 7月6日(月)新発田市六日町地区において農林水産省 北陸農政局信濃川水系土地改良調査管理事務所主催の2009「田んぼの生き物調査 加治川地区」共同調査を新発田市内の小学校(松浦小学校、竹俣小学校、川東小学校)3校の児童約60人の参加で開催されました。
 当日は、六日町を流れる天辻川と佐々木川の2河川に前日より仕掛けて定置網を引き上げるました。佐々木川の定置網はバイカモ群落の下流側に仕掛けてありアブラハヤ、カマツカ、カジカ、ヤリタナゴなどたくさんのさかなを捕まえることが出来ました。 
 定置網の定位にはバイカモ群落  みんなで水質調査
 さて、児童たちの生き物探険は六日町集落の屋敷裏水路です。児童たちは思い々に網を入れオニヤンマのヤゴを捕まえては大歓声、ドジョウを捕まえては大歓声、子どもたちに訪ねるとほとんどの子どもたちはドジョウやヤゴを触ったことがないとのことでが、それでもカワニナをホタルのエサになる貝と云うことは知っていて、学校での自然学習はしているんだなと感心しました。
 捕まえた生き物は「生物多様性保全ネットワーク新潟」井上事務局長からの説明があり六日町に生き物の説明をし、この地域には県の指定している絶滅危惧種であるイバラトミヨ(7匹)やスナヤツメがいるところとして大切な場所であることなどが話されました。
※当会は子どもたちのザッコすくいのサポーターとして共同調査に参加しました。 
この水路にはオニヤンマのヤゴがたくさん 井上事務局長よりいきものの説明