総合学習の支援事業
太田小学校 学校ビオトープに再挑戦

 平成21年6月23日の火曜日に、新潟市(旧豊栄市)立太田小学校3年生から6年生の60人弱の生徒を対象とした総合学習の支援として、ビオトープに関する講演を行ってきました。
 太田小学校は学校ビオトープの整備を1998年から計画を開始、2001年より造形的な活動を始め、当会の理事長もその整備の指導にあたったもので、テレビの環境番組としても全国放送された経緯のあるところです。
 先輩の子供たちからの引継ぎとして学校、生徒が管理しつづけているもので、今後の取り組みとしてその出来た経緯やビオトープで観察される生き物を中心に改めてそのお話をしました。
 又、周辺環境の成り立ちとして水の循環の仕組みや加治川流域の潟の歴史を交え、身近な場所で観察される生き物を生徒達と確認し合いながら、尚一層興味を高めてもらいました。
 後半は、実際に校庭に作られたビオトープを見ながらこの場所を観察する際の注意点や草刈などの維持の方法を知ってもらいました。
 ちょうどホタルの出る季節のですので、より観察する意欲が湧いたのではないかと思います。
 オニヤンマの孵化が見られたりコオホネが立派に繁茂していたりビオトープは順調に小動物の棲息地になっていると思われます。
 生徒たちは、これからもこのビオトープをしっかり守っていきたいとのことであり、代々このビオトープが受け継がれ、大田小学校の自慢のひとつになって欲しいと激励をしてきました。
児童を前に福島潟の話をする ビオトープ池にはいきものがたくさん