総合学習の支援事業
二葉小学校4年生「身近な水環境」

 6月11日(木)、新発田市立二葉小学校第4学年45名の総合学習を当会が担当しました。
 二葉小学校の総合学習では「地球を守れ!エコレンジャー活動」と題した活動を基軸に「電気・水・ゴミ」に分けそれぞれの視点で学習を行います。最終目標として「これからのエコライフの提案」を学校や地域に発信していくことにしていきます。
 このたびは当会から相馬副理事長、若月理事長ら2名がゲストティーチャーとして学習のお手伝いを行いました。授業では、「地球規模からみた人々が使える水量について」や「地球上における水循環のシステムについて」、「家庭の中から排出される水の処理」など水の役割の話がなされました。
水循環につての説明 パックテスト赤色に変わったよ
 次に、家の周りの水を事前にペットボトルで採取しておいてもらったものをCODパックテストを用いて自分の環境を調べる実験です。若月理事長より実験のやり方を学んで、実験開始です。
5分後、児童らはパックテストの検体の色を「赤になっている」「青になっている「透明だよ」口々に隣の友達と色の違いについて話し合い、結果を「0〜2を赤」「3〜6黄色」「7以上を青」の付せん紙に数字を書き入れ自分の採取してきた学校区の場所に付せん紙を貼り付けました。地図は見事に赤色と青色が分かれ村部と市街地の水環境の違いが一目瞭然のものとなりました。
水の採取地を貼り付けよう 市街地は水環境が問題である
最後に、相馬さんから下水道の整備が進むことにより、どこの家庭でも下水道に接続してもらうようになれば、CODの結果もだんだん赤色(改善され)に変わってくるので、出来れば下水道に早く繋いでいただくことが肝心だを考察結果が付け加えられました。
 児童たちは、水のリサイクルをすることの重要性や普通に使っている水でも本当に大切な地球上の水であることなど感想を頂きました。
次回は水路の生き物観察を行うことになっています。お楽しみにね。
 授業の全景