第10回「田んぼの学校」企画コンテスト入賞グループ報告会に参加しての感想文 
「日本の農業を守ることが日本の自然を守る」

 12月18日、東京・(財)農村環境整備センターで田んぼの学校企画コンテスト入賞グループ報告会が開催され、この度は、全国で立ち上げ部門とステップアップ部門17団体入選の内、東ブロック発表会に9団体が集まった。
 「日本の農業を守ることが日本の自然を守る」という言葉が、ある団体発表の中であった。
昔、農学部の教授から学んだこととまったく逆の表現だった。教わったことは、「日本の自然を壊す面積比で一番大きいのが、農業で次は土木」2つの言葉はどちらも真実だと思う。たとえば、ある年の日本の自然の面積を100とすると10年後の自然の面積が80だったとすると、その20の大部分が農地になっているのではないだろうか?その2や3が土木になれるだろうか?たとえば、ダムが10年で完成したとしても山々にくらべると面積比が20%はかなり難しい。道にいたっては1%以下であろう。これはあくまでも平面積比である。空間を含めた体積比や生き物や未来を考えれば話は全く別です。
 発表と活動は、いずれも熱のこもったものばかりで、大変勇気をいただいた気がしました。このような会に1年に2度も東京で参加できる私は本当に幸せを感じるし、東京でのハビタットが新発田から来られる人々であることに気づき、感慨深い師走の1日でした。
報告者 A.H
当会では、米倉いきもの調査隊の発表 米倉地区ビオトープづくりを紹介
東日本グループ発表会の様子