ふるさといきもの観察会 報告

 10月05日(日)、ふるさと生き物観察会がファームポンドとエコトーン、久保地区の清水川、天辻川ビオトープ、六日町の天辻川の5箇所を会場に観察会が行われました。

【ファームポンド】
 今年のファームポンド内の調査では、貯水池が満水の状態での調査となりました。水深は60pくらいでさで網、弓網に調査開始、ひと網上げる毎にイバラトミヨやタモロコがたくさん捕獲されるという喜ばしい状態でした。
案外と水草が良い案配です たくさんのイバラトミヨ ゲット 捕獲した生き物は測定

【エコトーン】
 水草の水面際には数え切れないくらいの稚魚の魚影が確認されました。確実に生き物たちの「ゆりかご」になっていることが判明しました。またこの度は、水中カメラを使用して粗朶柵の状況確認と粗朶柵を活用している生き物がいるかを確認しました。確かにカメラの前を横切る魚影を発見。またエコトーンの背面の多孔質ブロックの空隙内調査もあわせて行いましたが、残念ながら空間には生き物を何も確認されませんでした。
エコトーンは良い環境 水草もたくさんあります 水中カメラで調査

【久保・清水川】
 ふるさとの原風景、清水川。ここでは、イバラトミヨが昔ながらの環境の中で今年もたくさん見ることができました。この原風景を地域の宝物として後世まで引き継いでいってもらいたいと考えています。
イバラトミヨを守ろう看板前で イバラトミヨたくさんいるね こっちにもたくさんいるよ

【天辻川ビオトープ】
 久保集落内に設置したビオトープを始めて調査しました。天辻川の水を流入として作られたこの池は、流れは全くない状態ですがどこから入り込んだが不明ですが、イバラトミヨをはじめギンフナ、アブラハヤ、タモロコなどたくさんの魚種をすることができました。また、このビオトープは将来的に初心者向けの観察スポットに成り得る可能性がます。
ここも良い環境だね イバラトミヨは、あの辺で… 体長測定中…

【六日町天辻川】
 この度の調査では、ドジョウ、シマドジョウ、ホトケドジョウ、スナヤツメ、アブラハヤ、ヤリタナゴを確認できましたが、この度の調査では、残念ながらイバラトミヨを捕獲することができませんでした。次年の調査で再発見されることが期待されます。 
天辻川本線は流れが強い 支川では、スナヤツメがたくさん ヤゴもたくさんいるね

番外編
水質調査は、まかせろ 大物金魚をゲット 参加者、集合!