平成20年9月29日の月曜日に加治小学校四年生の総合学習の支援活動として、学校の近くの日光神社裏の今泉川で水棲生物の観察会を実施しました。
当日の60名ほどの児童の参加があり既にこの川の水質検査を実施しており、更に川に棲んでいる生き物を観察することで川の環境も調べてみたいということでの今回の調査となりました。
当日は気温が低くて川に入ることが躊躇われるほどでしたが、いざ藤田理事が救いあげたモクズガニ等をみて興奮しいっせいに水に飛び込んでの捕獲作戦となりました。
中には上半身裸の強者も現れ、泥んこまみれも何のその、瞬く間にバケツの中に獲物を確保していきました。
成果としは、オイカワ、ウグイ、アブラハヤ、モツゴ、銀ブナ、ヤリタナゴ、ナマズ、モクズガニ等が捕獲できました。またヤゴやミズカマキリ、カワニナやマツカサガイ等もとれました。
学校に戻り、採った魚の生態やその特徴の説明をうけ、また新発田の生態全般についての学習をし子供たちの感じた質問などを受けての学習会となりました。
今回も学校の近くにこのような生き物がたくさん住んでいる場所があることと水質との関係等の体験が出来たかなと思います。
当会としても観察が継続的におこなわれて地域環境の思いが子供達に繋がっていければと思うしだいです。 |