「新発田のたのしみかた」に参加して

 11月23日(金・祝)、新発田市地域交流センターにおいて、東海大学情報デザイン工学部建築学科 ヨコミゾゼミ主催の大学生が作成したマップの製作発表会と「新発田のたのしみかた」パネルディスカッションが開催されました。

 第一部は、大学生の視点で作成した新発田駅から2時間以内で散策できる「新発田散策ガイドマップ」ができるまでのコンセプトの説明と魅力ある風景などのから見える未来像などが語られました。
 学生たちは、冒頭、新発田のイメージは「水田に浮かぶ島」と位置づけ発表を始めました。地元の人たちは、当たり前すぎて見過ごしている町並みや借景や新発田川の水草の揺らぎさえも学生たちには、大切な観光資源として捉えられていることなど新しい新発田の魅力の発見がありました。

 第二部、ディスカッションでは、吉原悠博(吉原写真館店主)をコーディネーター迎え、パネラーとして高澤謙一(城下町しばたもちもち会会長)、松本博美(加治川ネット21)、ヨコミゾマコト(東海大学情報デザイン工学部特任准教授)でディスカッションを行いました。
 それぞれの視点から見る新発田の良さやそれを他の人に伝えるためのツールとしての情報マップのあり方について意見が交わされました。コーディネーターの吉原氏は山形県庄内地域の手書きマップを事例に上げ、インターネットなども活用したよりよいマップづくりをめざして欲しいと提案しました。
Coordinator Panelist Panelist Panelist
吉原悠博氏 高澤謙一氏 松本博美氏 ヨコミゾ マコト氏
新潟大学非常勤講師 城下町しばたもちもちの会 加治川ネット21 東海大学特任准教授
誰でもどこからでも欲しい情報を入手できるインターネットの活用を… インターネットやマップだけでは商売にならない。心のこもったサービスを… 相手にあわせて選んで情報を提供できるような方法があれば… 新発田の魅力は、歴史や景観ばかりではなく、人にこそあるのでは…