農地・水・環境保全向上対策事業
『佐々木・両新田地区生き物観察会』

国の制度に基づき新発田市が実施する「農地・水・環境保全向上対策」で活動支援地区に選定された佐々木地区で、8月5日(日)、生き物調査が行われました。

 前日までの台風で天候が心配されていたものの、当日は朝から強い日差しが照りつける晴天に恵まれ、地域の親子連れなど約20名が参加しました。


 この日は古太田川の江浚いに合わせて実施したため、水かさは少ないものの水が濁っていて、川の中は何も見えませんでしたが、大人たちの力強いかけ声とともに生き物調査が始まりました。

 最初はたいした収穫もなくがっかりムードが漂いましたが、少し上流にあがった鋼矢板護岸周辺でたくさんの魚が捕まり、大きな歓声が上がりました。

 地域の大人たちの連携プレイ「追い込み漁」なども効を奏し、最終的には10種類の魚類が捕まりました。大きなものは45pを超える大きなコイ、太さが2pにもなる大きなドジョウも捕まり集まっていた人々から驚きの声があがりました。またザリガニが数多く捕まりました。

 集落の中を流れる河川で、こんなにたくさんの魚種がいるのも珍しいのではないでしょうか。改めて、古太田川流域の豊かな水辺環境を実感しました。
 参加した皆さんお疲れ様でした。