どうなる?どうする?福島潟
〜これからの福島潟の治水と環境について〜

 6月30日(土)に福島潟の治水事業の今後のあり方を考える「意見交換会」が水の駅「ビュー福島潟」の6階展望ホールで開催されました。
 会場には、潟辺で生活する地域の方々や新潟大学の学生さん、福島潟周辺で活動する環境団体のメンバーなど約60名が集まっていました。
 意見交換会の席では「自分は潟端の住民だが、福島潟の潟端住民の参加者が少ないようなので残念だ」との発言もありましたが、「潟端で生活されている私たちの意見を良く聞いて、事業計画に反映して欲しい」という発言は、住民の切実な願いだと思います。
 「人」と「自然」のどちらを優先すべきか、という問題に明確な答えを見いだすのはとても難しいことだと思います。だからこそ、様々な人たちが意見を出し合ってより良い福島潟のありかたを模索していかなければならないのでしょう。
 また、私見とするなら「人と自然とのふれあいゾーン」と「自然環境保全ゾーン」は明確に分けても良いと感じています。あれだけ広い面積を有する福島潟であれば、必要な管理以外に人は立ち入らない、魚や鳥など人間以外の生き物の楽園として機能する自然のままの福島潟の姿を追いかけるのもロマンがあって良いのではないでしょうか。