総合学習 支援
東豊小学校児童 五十公野公園へ

 6月26日(火)、東豊小学校4年生約100名が総合学習の場として五十公野公園を訪れました。東豊小学校では、五十公野公園を4つテーマに分け(生き物、野鳥、植物、観光や周辺看板)活動することにしています。当会からは、永野さんが、「五十公野公園の生き物について」を担当し、児童25名くらいで生き物捕獲にトライしました。


 永野さんは、五十公野公園に6時からみんなに魚を見せてあげようと釣りをしていましたが、しかし、魚ではなく「なんと、亀が2匹ミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)とイシガメ」つり上げていました。子どもたちは、ビックリ!
 一通り、アカミミガメは外来種で凶暴で何でも食べてしまう。草を見せただけで「草をガブリ」児童は、これまたビックリ!「外来種は怖いよね。」の言葉が飛び交っました。


今日の授業は、升潟のコンクリート護岸側での潟端の、様々な様式のトラップ仕掛けてのサプライズの山で、ひとつひとつ、引き上げることに歓声が上がり、モツゴやタモロコ、タイリクバラタナゴ・・・草ガメなどたくさんの生き物が捕まえることが出来ました。
 今度は、児童たちが、粗朶柵水路や潟の浅瀬などで個々にさで網で雑魚すくいです。
児童たちは、トウヨシノボリの稚魚やモツゴの稚魚などを捕まえることが出来ました。

 一行は、潟端を後にし一路アヤメ園の水路へ。
アヤメ園には、たくさんの人々が散策に訪れていました。児童が水路をザコザコ始めると、大勢の人々がバケツの中を覗き込み、懐かしそうに「昔、一杯いたよね」など、すごく懐かしそうに話しに人々の話に花(あやめもきれいですが)が咲きます。
 児童たちは、ハコベの根のあたりを優しく探って、フナの稚魚などをたくさん捕まえる事が出来とてもご満悦でした。


 最後に、永野先生から「この生き物たちはどのようにしたいですか?」の質問に、児童は、「学校で飼いたい〜。」と声を合わせていました。しかし、永野先生からは、「今日捕らえた生き物たちを全て(200匹くらい)君たちの学校で飼っても、水温管理や休みの日など考えると死んでしまいます。」また、生き物たちに会いたかったら五十公野公園にお父さんやお母さんと一緒に会いに来ましょう。」提案されました。
児童は、みんなで話し合い、学校で飼育できる20匹くらいを持ち帰ることにして、五十公野公園の生き物を水路に帰してあげることにしました。

 今回は、授業中は雨がポツポツあたる程度でしたが、ちょうど終わった頃には本降りとなってしまいましたが、みんなとても楽しい授業で本当に良かったね。