ふるさと生き物観察会

 4月28日(土)に実施されたふるさと生き物観察会には、地元の2つの小学校(松浦小学校、荒橋小学校)の子どもたちも大勢参加しました。
 観察会と同時に早朝から降っていた雨も上がり、子どもたちの歓声がこだまする賑やかな観察会となりました。

 観察会の会場は、昨年たくさんのイバラトミヨが見つかった久保集落内の土水路で行われましたが、下流部ではドジョウやツチガエルのオタマジャクシなど数種類の生き物しか捕まりませんでした。上流部に移動したところ、イバラトミヨやシマドジョウ、ヤリタナゴ、卵を背負ったコオイムシやアカハライモリなどが捕まりました。

 生き物の数が昨年より少なくなっているのは気になりますが、この限られた地域の中にもたくさんの生き物が生息していることを確認できて安心しました。
 ここで見られる生き物たちは、生物層豊かな清流を代表する生き物たちです。観察会をとおして参加した子どもたちが、自分たちと一緒にたくさんの生き物が生息しているということを実感してくいると嬉しいです。