新発田市立荒橋小学校
「イバラトミヨの話を聞く会」開催

 1月22日(月)、新発田市立荒橋小学校の4年生、5年生、6年生と、保護者、水土里ネット豊浦郷の方など約50名が参加し、同校ランチルームにて「イバラトミヨの話を聞く会」が開催されました。
 イバラトミヨについては、昨年、5年生が総合学習で米作りを学習中、地元の方から太斎地区に珍しいサカナがいることを聞いた児童が、その珍しいサカナの話を是非とも聞きたいと当会に依頼があり、昨年の12月に若月理事長がレポート形式の授業を担当しました。その後、イバラトミヨの存在に感動した児童たちが「是非とも学校区のみんなに知ってもらいたい」とのいうことで今回の学習会開催となりました。

  第1部は「イバラトミヨの一生」、第2部「海と川の関係」、第3部「ブラックバス問題」と多岐にわたる学習会となりました。
 講演終了後、講師に対し、児童たちから
① イバラトミヨにはなぜとげがあるのかな?
② 氷河期にイバラトミヨはどんな風に生きてきたのかな?
③ イバラトミヨの♀は卵を産んだ後は、どうなるの?
④ 何を食べているの?
⑤ 太斎地区でイバラトミヨの他に絶滅しそうな生き物はいるの?などの質問がありました。
また、「自分たちの住んでいる太斎地区の豊かな自然を誇らしく思う」と意見や、「次の観察会はいつですか」など、更なる関心を示す児童もいました。
 
 この度の「イバラトミヨを知る会」を通して、学校区でイバラトミヨを知っていた児童は10名くらいで、ほとんどの児童は見るのも初めてということで、このサカナの稀少価値の話に微動だにせず聞き入っていたことが印象的でした。