「新発田イバラトミヨの里」で総合学習

 平成18年12月4日(月)、新発田市立松浦小学校第3学年と第4学年の総合学習を加治川ネットが担当しました。
 松浦小学校は、新発田市で2002年に新潟県絶滅危惧種「イバラトミヨ」が再発見された地域の学校です。この地域は、旧豊浦町太斎地区の天辻川の上流に当たり、新発田市でイバラトミヨが唯一発見されている川の上下流に位置する地域です。
 このたびの総合学習は、児童40名を前に行われ、最初に若月理事長から「加治川流域の生き物マップ」が配られ、この地域にはイバラトミヨと言うすばらしい生き物がいることが話されました。

 話は、藤田理事へバトンタッチ。藤田理事が雪の降る中、六日町から捕らえきたイバラトミヨを児童の目の前に出すと、児童たちはもみ合いながらキラキラと目を輝かせてイバラトミヨを見ていました。藤田理事からは、イバラトミヨの棲む場所や営巣して子育てすること、五泉市の小学校で取り組まれているイバラトミヨの保全活動、山形県や秋田県での取り組みなどが紹介されました。
 最後に児童たちに「今日の授業はおもしろかったですか?」と質問。児童たちからは「楽しかったです。」との返事があり、総合学習を終えることが出来ました。これから始まる松浦小学校でのイバラトミヨの取り組みがとても楽しみです。