五十公野公園に総合学習

 11月11日(土)、米倉小学校4年生の総合学習が五十公野公園升潟において行われました。このたびの授業は、本来ならば加治川の生き物(魚)を調べたり、釣ったりする内容の予定でしたが、今年は熊の異常出没?で、学校近隣の加治川では危険であるために急遽、升潟で魚釣りだけを楽しむ授業となりました。
 講師は、当会若月理事長です。学校から持ってきた3段接ぎの竹製の釣竿に釣り糸を取付けた後、浮き、釣針、重りと児童と一緒に釣竿作り。初めて釣りをする児童もあり、魚釣りの仕掛けづくりに懸命に取り組み、完成後全員で魚釣りの竿の振り方の練習をしました。


 児童たちは、竿の振り方をマスターした後、釣竿を持って一路、升潟へ!
 升潟に到着後、練り餌の混ぜ方、針への取り付け方などを習い、全員で升潟での初トライです。練り餌は、合わせがなかなか難しく、何回も浮きがピクピク動くのですが、お目当ての魚を釣ることはなかなか出来ません。児童たちは持参の餌をいろいろと換え、何回も魚と根比べ。そのうちに、女子児童が体長20pくらいのフナを1匹釣り上げ、その後も更に2匹を釣り上げました。

 初めて釣りをした児童が、釣り糸をたれ辛抱強く魚を待っているときの目の輝きは、すごく集中していました。ふるさとのすばらしい生き物たちと知恵比べをする姿を頼もしく思いました。
06_11_11_掲載M.W