若月さんとの勉強会

6月30日(金)に「加治川の先生」若月さんにおいでいただき、加治川流域の生き物や生態系の問題点などについてお話をお聞きしました。
初めに、アカハライモリやサワガニ、ドジョウ、ヤリタナゴ、ホトケドジョウ、メダカなどの生きた生物をいろいろ見せてくださいました。その生物の特徴について若月さんが詳しくお話を聞かせてくださったので、どの子も動き回る生き物たちと若月さんを食い入るように見ながら、集中して話を聞いていました。
次に、映像を見せていただきながら、ホタルや絶滅危惧種の生き物などについてお話をお聞きしました。ここでは、詳しく知りたかったことや新しい発見での驚きがたくさんありました。分かったことは以下のようなことです。

@流れのある水辺と流れのない水辺では住む生き物が違う
Aホタルがたくさん見られるところが新発田市には3カ所ある
Bホタルが卵を産む場所は、じめじめしたコケのあるところ
C絶滅危惧種といわれている生き物が加治川上流域にいる
Dヤマメは海に出てサクラマスになる
E海から川に戻ってくる魚は、河口にゲートが作られたことによって川に戻ってこられなくなった
F生態系を壊しているのは人間
G加治川は昔赤い水が流れる川だった
H加治川に多い魚は、ウグイ、ヤマメ、ニジマス
I加治川の上流域は水はきれい、加治大橋辺りから下流域側が汚くなる



 勉強会の後半は、川などで魚を捕まえるための「ペットボトルトラップ」を若月さんからご指導いただいてみんなで作りました。また、その使い方も詳しく教えていただきました。そのトラップは、これからの加治川の調査や遊びの中で、使っていきたいと思っています。

06_07_16_米倉小学校4年 担任 田中