『阿賀北社会の会』講演報告

 1月21日(土)、「加治川流域の自然を生かした授業づくりについて」と題したこの講演会は、阿賀北地域の小中学校で社会科を教える先生方が中心となって構成する『阿賀北社会科の会』が開催し、加治川ネット21が講師を務めました。
 当日は、新発田市内の小学校の先生や、聖籠町、新潟市、阿賀野市の小中学校の先生が参加していました。
 講演では、加治川のこと、加治川ネット21のことなどを若月理事長から総括的な報告を行った後、小学校の総合学習等で講師を行う場合は、どのような観点でどんな学習を行っているのか、その具体的な取り組みを藤田理事から報告してもらいました。
 藤田理事は、小中学校で『環境』をテーマに総合学習を行う場合には、対象となる学年に合わせてテーマを絞ったり、より専門的な説明を加えるなど、様々な工夫を行っていると説明していました。また、『環境』や『自然』が自分たちの生活と深い関わりを持っていること、大小様々な生き物がいるからこそ地域の自然が保たれているということなど、実際にどのように学習を進めているのか、その授業風景を実践してもらいました。
 講演終了後の質疑応答や懇親会では、参加者自らの体験談や子どもの頃の思い出話なども飛び出し、自然の中で『学ぶ』ことの楽しさに花が咲き、体験という学習が子ども達の将来に重要なキーワードとなるのではないかと改めて感じました。最後には、参加者から活動への励ましの言葉をいただき、和やかに学習会は終了となりました。

06/01/22掲載