第1回(仮称)まちづくり条例市民勉強会

 11月26日に開催されたこの勉強会は、(仮称)まちづくり条例の策定にあたり、「新発田をどのような“まち”にしていけば良いのか」「まちづくりとはどうあるべきか」を共に考え、市民がまちづくりに参加しやすい条例を目指して新発田市が開催したものです。
 当日、会場(地域交流センター2階ロビー)には約90名が集まりました。
 最初に片山市長から新発田市で取り組んでいるまちづくりに対する考え方を「新発田市まちづくり基本構想(ダイジェスト版)」を軸に説明がありました。
 続いて、全部で8回行われるこの勉強会の講師であり、条例策定に関するアドバイザーでもある新潟大学大学院実務法学研究科の馬場健助教授から「まちづくりの担い手は誰か?−ガバメントからガバナンス?へ−」というテーマで戦後の高度経済成長期の急激な都市化と、そのれよって生じた様々な問題、また、地域社会や行政の役割のあり方がどのように変化してきたのか、などのお話がありました。
 会場で実施されたアンケートでは、「新発田市のまちづくりについて明確なイメージがありますか?」という質問に対し、概ね2/3がある、1/3がないと回答していたそうです。また、そのイメージでは「活力不足」「歴史(城下町)」「明確なイメージがないというイメージ」などに大きく纏められていました。
 今回は導入編という感じでしたが、これからは条例制定に向けてまちづくりに対する具体的なイメージづくりが行われることと思います。
 この勉強会には、途中からでも参加できます。次回以降では、活動発表や事例紹介なども行われる予定ですので、ぜひ、皆様もご参加下さい。
05/12/12掲載