きのこ観察会及び日本酒探訪

 さる、10月16日にニ王子山麓できのこ観察会が行われました。
前日の雨で下草がまだ濡れている場所を掻き分けていくため完全防水の身支度で松林に分け入っていきました。
 今回のきのこの採取にあたり宮野理事より、きのこの種別や見分け方及び採取の注意事項をうけ、斜面に足を取られながらの採取となりました。

藪の中を探し回るのですが簡単には見つからずこれはと思うものも食用には向かないもののほうがたくさんあるのでした。
食用としては、「ノノメ」や「ババゴケ」といったおなじみのものや触ると胞子を噴出す「狐の茶袋」など独特なものもあり宮野理事の解説を聞きつつ今まで手にすることの無かったものも観察用として採取していきました。
猛毒のきのこも身近にあることにもびっくりです。

二時間ばかり里山にはいって収穫しましたが残念ながらマツタケはありませんでした。
前日に宮野理事と渡辺両理事によるマツタケが一本採取されており、素人にはやはり難しいものだと思いました。

昼過ぎに事務所にもどり、採取したものを広げて一通りの分類をしてみました。
きのこは多くの亜種があって本のとおりに見分けることは容易には出来ないようです。
一番多く取れたスギヒラタケをなべにいれて食べることとしました。
いろいろニュースでいわれてはいますが、今まで食べられていたものですので特に問題はないとうことで食べることにしました。味がしみて特に取れたてはなんでもおいしいものです。

待望のマツタケは焼いてその香りを楽しみ、辛党には日本酒につけたりと秋の味を銘々堪能しまた。
きのこ尽くしのご飯と汁をいただき、午後の宴会は夕方近くまで続いていくのでした。
食後は特に体調に異変も無く食あたりしなかったので、さすが宮野理事の選眼に感謝です。
きのこの種類は15種類以上採取しました

05/10/28掲載