阿賀北池沼調査2005*加治川地区編*

 10月8日(土)加治川地区公民館を会場に阿賀北池沼調査・加治川地区編『環境学習会』が開催されました。
 本当であれば、秋晴れの青空の下加治川地区の農業用水路などで生き物調査を実施する予定でしたが、同日は生憎のドシャ降り…。急遽、学習会に変更することになりました。
 雨の中、スタッフが大天城公園周辺の水路で捕まえた生き物を広げて水質調査や生き物分類調査を行ったところ、カジカ、ドジョウ、シマドジョウ、オニヤンマのヤゴ、ナベブタムシなどの他、ヘビトンボのヤゴまで入っていました。

 短時間の調査ではありましたが、毎年ホタル観察会も行われている大天城公園周辺には豊かな生態系が保たれた豊かな水辺環境が残っていることを確認することができました。
 引き続きPP(パワーポイント)を使った環境学習会に移りました。PPでは、加治川流域に棲む様々な生き物を写真で紹介しながら、棲んでいる環境や水質によって生き物の種類が違うこと、それぞれの生き物の特徴などを学習しました。
 続いては、工作タイムです。
 まずは、ペットボトルを使ったトラップを作りました。
このトラップは、五十公野公園などのイベントでもよく利用しますし、その威力は実証済みです。スタッフの手を借りながら、無事全員がトラップを完成させました。
 2つ目は押し花名刺の作成です。でも男の子たちは、植物では飽きたらず、大胆にもドジョウやスナヤツメ、川虫などの標本を植物の代わりに台紙に貼り付け、とてもユニークな名刺を作成していました。
今回は加治川地区公民館との共催でした。皆様、ご協力ありがとうございました。
05/10/23掲載