久保・太斎地区「ふるさと生き物観察会」

 8月21日(日)、猛暑の中、「ふるさと生き物観察会」が新発田市久保地区で開催され、加治川ネットのスタッフと会員家族や集落の子どもたちなど12名が参加しました。久保地区の湧水地からコンクリート水路までの200mくらいの区間でしたが、子どもたちは、川にタモ網を入れ、汗と水に濡れながら一生懸命に雑魚を追いかけ回していました。
水の中の雑魚すくいとはいえ、炎天下では熱中症の心配もあるため水分補給しながらの観察会となりましたが、みんなでたくさんの生き物を捕まえることが出来ました。越冬した2年モノのイバラトミヨ、アカハライモリの幼生、トノサマガエル、ドジョウ、ホトケドジョウ、ホクリクヨコエビ、コオイムシ、ヤゴと水草ではバイカモをはじめ希少種が多くありました。

藤田さんと樋口さん仲良く調査
 みんなで捕まえた魚は、当会の生き物担当の藤田さんと五泉トゲソを守る会の樋口さんとで体長を測定し川に返してあげました。子どもたちは、「次はいつやるの?また一緒にやろね!楽しみにしているからね」と言って、藤田さんから水槽で飼える生き物の説明を受けて持ち帰りました。
 参加者からは「日本の原風景」「久保の用水は水路ではなく、本当に春の小川ですね」「ふるさとの川には、思い出がいっぱい詰まっている」などの声が聞かれました。

まるまる太ったイバラトミヨ アカハライモリの幼生 生き物調査隊!やった〜

05/8/23掲載