県立聖籠緑地 第2回ビオトープづくり体験

 と  き  05年7月31日 10時00分〜12時00分
 場 所  県立聖籠緑地
 内 容  インスラクター派遣(永野さん)

 当日は好天に恵まれ、気持ちよい初夏の朝、調査がスタートしました。
 最初に聖籠町の関係者から、植物の生態系についての説明がありました。
 田中さんからもガマを中心に、様々な水辺の植物の説明がありました。
 ガマにも3種類あることを初めて知りました。
 次は永野が水辺の生態系についての話をしました。
 チョウトンボやシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、ギンヤンマ、イトトンボといったトンボ類が目立ちました。
 狸と思われる足跡やフンもみつけることができました。
 だんだん浅くなる湿地を今後どうやって管理していけばいいのか、その方向性を話し合いました。
 トラップを仕掛けておいたらフナ、タイリクバラタナゴ、タモロコ、といった魚類もかかりました。
 その後ガマを軽トラックの荷台一杯に刈り取り、会場を近くの公園に移動しました。
 今度はガマを使った様々な細工品の製作方法を体験的に学習しました。
 最初はガマの枯れた茶色い葉を三つ編みにしてのロープ作り。
 制限時間内でどれだけ長く作れるか、美しく作れるかを競い合いました。
 商品は聖光園オリジナルの竹細工。
 次は緑の葉を使ってのコースター製作。
 ガマの葉が、弾力性のあるスポンジ状の葉内組織があることが初めて判りました。
 これならば水にも浮くし、自立力も高いです。
 水辺の植物独特の進化の工夫の様子を体験的に理解することができました。
そっと水面を除くと魚影が見えるよ 土中を探るといろいろな生き物がいるよ
関連HP 新潟県都市緑化センター→http://www.greenery-niigata.or.jp/seirou/new.html 

05/9/14掲載