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真剣にクイズを説く参加者 |
5月8日(日)、加治川治水公園で新発田青年会議所と新発田地域調整振興会議の主催で新生新発田市の市立小学校26校対抗ミニヨットレースが開催されました。
加治川ネット21は、ミニヨットレーススタート前の余興としての「加治川ものしりクイズ」を担当し、新生新発田市の身近な環境に関係する12の問題を作成して、受付から約1qのスタート地点まで、200m間隔にクイズを配置しました。道すがら子供たちと先生、保護者の方々がにぎやかにクイズを解いていました。
本題のミニヨットレースは、事前に加治川の左右岸にワイヤーロープでヨットが括られ、スタートと待っている状態。参加26校の児童たちにより作られ、彩り鮮やかなもの、マストが2段のもの、作った人たちの顔写真を舟に貼ったものなど独創的なヨットが並びました。自衛隊の音楽の演奏で華々しくオープンし、主催者の挨拶の後、レースの火ぶたが切って落とされ、白熱したレースが始まりました。逆風や河畔林などで思うように進まず、自衛隊員のボートに助けられたり、係員の人たちに長い竹棒でつつかれたりしながら、すべての舟は難破することなくゴール到着。一位は佐々木小学校でした。
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サクラマスの稚魚放流 |
加治川に棲む魚展 |
ヨットのゴールを見届けた児童たちは、加治川の名産であるサクラマスが来年も遡上することを願い、加治川漁協の協力により用意されたサクラマスの稚魚3万尾を加治川に放流しました。
川での催しを終えた一行は、表彰式会場へと移動。会場では加治川漁協の「加治川と小川湖沼にすむ魚」展示会があり、ニジマス、イワナ、アユカケ、サケの稚魚、モクズガニ、ザリガニなど約30種類の川にすむ生き物が展示されていました。大きな魚を初めて見る親子もいて、目を見張っていました。
表彰式に先立ち、当会が「加治川ものしりクイズ」の解答を行いました。
皆さんも一緒に考えてみてください!!
問題1 加治川の延長(長さ)は約何qでしょうか?
問題2 加治川の源流(始まり)は何山系でしょうか?
問題3 新生新発田市の人口は約何万人でしょうか?
問題4 新生新発田市内の酒蔵はいくつあるでしょうか?
問題5 昔「長堤十里世界一の桜並木」と謳われた加治川の桜は何本?
問題6 加治川で放流するサケの稚魚(約160万尾)は、何尾帰る?
問題7 新生新発田市の花は?
問題8 新生新発田市には、JRの駅駅があるのかな?
問題9 長堤10里、加治川の桜の種類は?
問題10 新生新発田市を通っている緯度はどれかな?
問題11 新生新発田市内に風力発電所は何基かな?
問題12 新生新発田市はいくつの市町村と接している?
何問できたでしょうか?
大人でも難しいクイズをなんと今回参加した小学生で一番良くできた学校は、12問中10問正解!一位は、天王小学校の児童たちでした。9問正解は6校もあり、出題した側では、正解率が50%位と思っていましたが、すばらしいできにビックリしました。
今回、新生新発田市は人口で約10万6千人位になりました。旧新発田では加治川は端っこの川でしたが、これからは新発田市の真ん中を通る川ということで、加治川は名実ともに新発田の象徴的川となりました。また加治川を通じて加治川地区、紫雲寺地区とも近くなったようです。加治川を通じてより良いネットワークを組み、より良い地域にしていきたいものですね。 |