第2回(財)こしじ水と緑の会「成果発表会」

 1月29日(土)、第2回(財)こしじ水と緑の会・朝日酒造自然保護助成基金「成果発表会」が、長岡市のホテルニューオータニ長岡で聴講者約100名を前に1時30分から行われました。
 この成果発表会は、平成16年9月をもって事業満了となった活動団体及び個人が、一般公開方式で自然保護活動の更なる活性化と自然保護助成金の普及を目的として開催されました。当日は、助成を受けた14団体中10団体の発表がありました。
 はじめに財団の平沢理事長からこの発表会の目的や成果、新潟県中越地震に怯むことなく頑張り抜く旨のお話があった後、各団体の発表に移りました。

 当会は、発表順で4番目。「イバラトミヨの加治川流域生息調査」と題し、藤田理事が新発田市六日町地区の継続調査と米倉地区における地元アンケートの結果、五泉トゲソを守る会と共同による六日町地区イバラトミヨのミトコンドリアDNA遺伝子調査の捕獲協力などの内容を紹介しました。
 発表講評では、(財)こしじ水と緑の会、金子与止男理事から発表団体それぞれに対し良いところ・疑問な点などを交え寸評をいただきました。全体講評では、地元地域の環境への気づきや自然環境活動の啓発などの重要性が話されました。

 引き続き会場を移し、主催者と発表団体の懇親会が催されました。発表会では団体あたり10分と限られた時間での発表で、全ての事柄の概要しか話すことや聴くことが出来ませんでしたが、この懇親会で各地でのすばらしい環境活動団体のノウハウなど歓談することができ、和やかなうちに終わることが出来ました。
 最後に、このような意義のある発表会を主催していただきました(財)こしじ水と緑の会及び朝日酒造に対してお礼を申し上げます。

05/2/01掲載